第3回ジャパンSDGsアワード本部長(内閣総理大臣)表彰受賞

2019年12月20日に内閣総理大臣官邸にて行われた表彰式において魚町銀天街のSDGsに対する活動が認められ、378団体の応募の中から最高賞となる映えある内閣総理大臣賞を受賞した。

ジャパンSDGsアワードとは

ジャパンSDGsアワードは、持続可能な開発目標(SDGs)達成に向けた企業・団体等の取組を促し、オールジャパンの取組を推進するために、2017年6月の第3回SDGs推進本部において創設された表彰です。

SDGs達成に資する優れた取組を行っている企業・団体等を、SDGs推進本部として表彰するもので、NGO・NPO、有識者、民間セクター、国際機関等の広範な関係者が集まるSDGs推進円卓会議構成員から成る選考委員会の意見を踏まえて決定されます。

出典:外務省ホームページ

応募理由

森川 妙
森川 妙

魚町商店街でSDGs活動を実施しはじめた2018年時の日本でのSDGs(持続可能な開発目標)の認知度調査(電通TeamSDGs)はわずか3.6%でした。
当時、ESG投資に興味のある大手の企業の中でSDGsの周知が広がっていましたが、本当の意味でSDGsを達成するためには、一人ひとりの生活の中からの気づきと行動の変化が必要と考えていました。
長年、地域活動に熱心に取り組んでいた魚町商店街の取り組みを知ったとき、人々の生活と密接な関係のある「商店街」という場所からSDGsにつながる活動を発信することで「日本国内でSDGs採択前から行われていた活動の中にもSDGs達成のヒントがあって、すでに身近な場所でも取り組まれていることである」と感じてもらいたいと考えていました。

その目的を果たすために、アワードを受賞することが大きな促進力になると考えチャレンジをしました。

表彰式本部長挨拶

第3回「ジャパンSDGsアワード」の受賞、誠におめでとうございます。
また、SDGs推進円卓会議の構成員の皆様の御尽力に心から敬意を表します。 受賞された皆様は、SDGsの推進を通じ、豊かで活力ある未来を創っていくトップランナーです。日本の民間によるSDGsの取組は国連からも高く評価されています。
SDGs宣言を行い、地域の住民を始め、様々なステークホルダーと共にSDGsを推進する商店街。海外の難民へのメガネの寄贈を長年続ける企業。SDGs達成に向けた行動を後押しする金融機関、教育機関など。
ここで全てを御紹介することはできませんが、本日受賞された皆様を始め、今回応募のあった取組は、いずれも多様な主体が知恵と行動を寄せ合った素晴らしいものばかりでした。 本アワードを契機として、SDGs達成に向けた取組が一層、加速していくことを期待して、私のお祝いの言葉とさせていただきます。 本日は誠におめでとうございます。

出典:首相官邸ホームページ