分身ロボットOriHimeって知ってますか?
OriHimeは人と人をつなぐコミュニケーションロボットとして開発されたロボットです。
手のひらサイズの可愛いロボットでネット環境がある場所であればどこでも使用でき、遠隔操作が可能です。
パイロット(ロボットを操作をする人)はOriHimeの見ているものを見ることが出来て、身振りの操作やマイクを通して会話をすることもできます。
説明するより、見てもらう方が早いかな。っと思うのでお時間があれば下の動画を再生してみてください。
0:53頃にOriHimeが登場します。
そして、この動画に車いすで登場する男性は先天性ミオパチーの会・代表理事の「伊藤 亮」さん
ミオパチーは、加齢とともに筋力が低下する進行性の筋疾患です。
亮さんと出会ったのは5年ほど前。
OriHimeのイベントに参加したくて東京に行ったとき、OriHimeのパイロットとして亮さんが北九州から接続しているときでした。笑
亮さんは私のNPO法人 SDGs Spiralの活動に参加してくれたり、Jun*Juaneの作品展にも来てくれたり・・・。どこにでも1人でスイスイ車いすでやってきては、私を助けてくれます。
たまに、亮さんからデートのお誘いをもらってはアートイベントに行ったりロボットを見に行ったり。
今日は北九州のミクニスタジアムで活動しているところにお誘いいただいて遊びに行きました✨
OriHimeを通して、障害を持つ方でも上の動画のようにお仕事ができます。
「OriHimeでなくてもzoomで出来るんじゃない?」なんてよく意見をいただくんですが、そんなことはありません。
これは、体験しないと分からないと思うのですが、人型をしているOriHimeがそこに居るだけで、周囲はまるでパイロットが側にいるような感覚になるんです。
ぬいぐるみがお好きな方はお分かりになるかと思いますが、人型をしているものには親近感が湧きやすいものです。
まるでぬいぐるみが感情を持っているように感じた経験はありませんか?
その感覚に似てるなって思います。
今日は2人のパイロットが接客をしてお仕事をしている様子を拝見させていただきました。
同じOriHimeなのだけれど、パイロットによって雰囲気が違うように感じるので不思議です。
大人も子どももOriHimeに興味津々!
最初は少し戸惑いながら「こんにちは」っと声をかけてる姿が微笑ましかったです。
今日も、活動の規模を拡大している亮さんの姿に「私も頑張らなきゃ!」ってお尻を叩いてもらえました。
今期のギラヴァンツ北九州ホーム試合ではOriHimeと亮さんが接客をしています。
もし見かけたら、ぜひ声をかけてみてください✨
OriHimeロボットの良さを多くの方に感じていただけたら嬉しいです。
上の動画のあと・・・大雨に見舞われた私たち。
その様子は別の日記で。
今日も素敵な経験をさせてもらったな~。
亮さん、ありがとう✨
Juane*