SDGsクリエイティブアワード ゴールド賞受賞

2019年3月に札幌で表彰が行われた第1回SDGsクリエイティブアワードにおいて、魚町銀天街は最高賞であるGOLD AWARDを受賞しました。

応募作品

作品概要

北九州市が「SDGs推進に向けた世界のモデル都市」として、アジア地域で初めてOECD(経済協力開発機構)に選定されたことが「魚町銀天街が出 来るSDGs活動とはなにか?」について考えるきっかけとなりました。
何代にも渡って商店街が育んできた知識・歴史・文化を関わりのある方々や 地域の方々に伝えることは、教える側・教えられる側共に心を豊かにし、持続可能な街づくりに繋がっていきます。個人から街、そして地域の成長 を目指して、私たちは「教育」を意識しながら街づくりに取り組んでいます。

応募理由

森川 妙
森川 妙

商店街にある活動を動画で紹介することで、商店街内の方々への気づきと意識づけのきっかけを作りたかったことと、YouTubeで配信することで世界へ取り組みを紹介することができると考えたため動画を制作し、アワードにチャレンジしました。

撮影の様子

撮影期間は3日間。その場にある商店街のリアルを撮影した。
撮影:橘 剛史

審査員コメント

作品は、SDGsが目指すパートナーシップや地域のいろいろな方々が自律的に動き、繋がっていくことを見事に映像に収めている点が評価できる。
人に「伝わる」とは、その活動がいきいきしている、楽しんでいる、それが原動力であり、本物の活動とともにそうした姿が映像にも描かれている。年齢や職業を超えてコミュニティとして取組む姿は、SDGsが目指す目標や目標間の関係性も映像のなかで感じられる点が評価できる。

受賞コメント

私ども魚町商店街はイノベーデション街づくりや色んな取り組みを続けて参りました。その中で北九州市がSDGsのモデル都市になったのを契機に、日本で初の「SDGs商店街」になろうということで宣言させていただいてこのアワードに挑みました。その中で、お客様と商店主が繋がる学びの場でもあり、情報の発信の場でもあるし、その中で「SDGs」という新しい取り組みを紹介し広めていきたいと思っています。今後は各お店が目標を決めてそれに取組んでいくためのシールなどを作っていますし、フェアトレードを中心とした「SDGsカフェ」も開催していきますので、ぜひ足を運んでいただければと思います。

「SDGs」を知って取り組みをスタートして、これまで自分たちがやってきたことを振り返ってみて、「SDGs」に繋がることがたくさんありました。知らず知らずのうちにうちの商店街で「SDGs」をやっていたんだと、気づかせてもらいました。それで、「商店街では日本初の取り組みとしてSDGsをやろう! このアワードに応募しよう!」という話になり、その結果このような賞をいただき、感無量です。
応募の映像を撮るにあたり、多くの人に「SDGsって何?」を説明するところからのスタートで、正直最初は大変でした。しかしそのおかげで、結果として商店街のみんなにも「SDGs」を知ってもらえ、これからも進めて行く後押しをいただいたと思って、今、とても嬉しいです!