発信する女性展3
「発信する女性展3」への参加と、作品『ミモザ』に込めた願い(2023.10)
2023年10月5日より、新宿マルイ本館にて開催された「発信する女性展3」において、Jun*Juane(ジュン・ジュアン)の森川妙が紹介されました。

「比目魚」のように重なり合う二人
今回の企画展では森川妙が紹介されましたが、その根底にあるのは「岩崎潤と森川妙は二人で一人のアーティスト」という確固たる姿勢です。
中国に伝わる伝説の魚「比目魚(ひもくぎょ)」は、二匹が左右に寄り添って、はじめて一匹の魚として泳ぐことができると言われています。森川は、JunJuaneの在り方をまさにこの伝説になぞらえ、「頭は二つあっても、尾びれがつながっている一匹の金魚」だと考えています。互いの感性を補い合い、一つになって進むその姿こそが、JunJuaneの原動力です。

作品『ミモザ』:困難の中で生まれた祈り
会場で紹介された作品『ミモザ』は、そんな二人の絆を試すような出来事の中で誕生しました。
それは、Jun*Juaneの出発点となった「小倉城」での初個展の最中のこと。岩崎潤がイベント会期中に背骨を骨折し、全治3ヶ月の入院を余儀なくされるという予期せぬ事態に見舞われました。
「入院している潤を元気づけたい」 「不安な心を少しでも明るくしたい」
森川妙は、動揺を押し殺し、祈るように筆を動かしました。そうして生まれたのが、一面の黄色いミモザに包まれた作品です。

感謝と思いやりの色彩
ミモザの花言葉である「感謝・友情・思いやり」。 作品には、おへその奥からじわじわと広がるような幸福感と、優しく爽やかな香りが届くようにという願いが込められています。病床にある岩崎へ、そして展示に足を運んでくださる方々へ、その安らぎが伝わることを目指しました。
「発信する女性展3」を通じて、作品の背景にある物語や、Jun*Juaneという一つの生命体の在り方を多くの方に届けることができました。岩崎潤の視点と森川妙の祈りが重なり合い、比目魚のように寄り添って進む二人の旅は、これからも続いていきます。
