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No.1062026.01.31
令和水景図:第十一景「虚飾の電脳絵・承認の渇き」

Junさん・・・いつからかSNS嫌いなんですよね・・・。彼のいつもの毒舌を絵にしてみました。Juane * はフィルター肯定派です。笑
【解説】
作品名:
令和水景図:第十一景「虚飾の電脳絵・承認の渇き」
主演:
画面の中だけ絶世の美女、実物はただの「干物予備軍」な琉金
特記:
散らかった万年床こそが真実の「お花畑」。一万の「いいね」より、まずは部屋の掃除をしろってぇんだ!
おぅおぅ、これを見やがれ!これぞ令和の世の「化かし合い」決定版でございます! ご覧なさい、この琉金の無様な姿を! 自慢の鰭(ひれ)はボサボサ、足元に転がるは「令和の粗食」、コンビニの残骸に飲みかけの酒瓶。陸(おか)に上がって進化を遂げた結果が、この「引きこもり配信者」ってんだから、世も末でございます。
ところが、この「光る輪(リングライト)」のスイッチをポチッと押し、「化けの皮(スマホの加工)」を被せりゃ、あら不思議! 横の電脳モニターに映るのは、爽やかな風吹くお花畑で微笑む、瑞々(みずみず)しさ満点の美金魚様。 「外に出るのが面倒くせぇ」と部屋でゴミに埋もれている奴が、画面の中じゃ「自然を愛する優雅な暮らし」を演じてやがるんだ。まさに電子の妖術、狐や狸も真っ青な化かしっぷりでございます!
画面の端を流れるのは、心のこもらねぇ「いいね」の泡。 「かわいい!」「最高!」「お花畑素敵!」……てやんでぇ!お花畑に見えるのは、琉金の頭の中だけで十分だってぇの!
ライブ配信の灯りが消えりゃ、残るのは眩しすぎた光の残像と、現実に引き戻された惨めな己のみ。 一万二千五百人の視線を集めても、部屋のゴミひとつ片付けられねぇ孤独な王様。
鏡の代わりにモニターを見つめ、実体のねぇ自分に恋をする。滑稽にして愛おしき金魚たちの「一人お芝居」、どうぞ腹を抱えてお笑いください!




