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No.242026.01.20
令和水景図:第一景「新宿行・過密水槽」

福岡の田舎に居ることが多い私には・・・Junさんがいる新宿に向かう電車の中は酸素が薄いのです。
【解説】
作品名:
令和水景図:第一景「新宿行・過密水槽」
主演:
現代を泳ぐサラリー魚(ぎょ)たち
特記:
福岡産の新鮮な酸素、絶賛募集中
お立会い、これぞ現代の「浮世」を写した一幅でございます。新宿へと向かう鉄の檻……ならぬ、ガラス張りの過密水槽に詰め込まれた金魚たちの姿をご覧あれ。
毎朝のこの通勤、いやさ「痛勤」地獄は、水の中とて変わりはなし。ある者は江戸の粋を忘れず髷(まげ)を結い、またある者は現代の流行に乗り、光る板(スマートフォン)を食い入るように見つめております。外に広がるのは、水草のごとくそびえ立つ高層建築。
「満員電車」という名の荒波に揉まれ、酸素も薄い中、尾ひれを振って日々を泳ぐ姿は、滑稽ながらもどこか哀愁漂うもの。これぞ、令和という時代の「金魚づくし」にございます。
次は、どんな現代の風景を水中に沈めてやりましょうか? ご希望があれば、また筆を執りますぞ。




